小学生への教育の考え方
学校の主要教科である「国語」・「算数」・「理科」・「社会」によってどのような「能力が伸びるのでしょう。
1.暗記力と理解力の区別
国語 漢字の学習・・・暗記力
文章の読解・・・読解力(理解力)・感性など
国語 理解力・計算力・思考力・集中力など
国語 理解力・思考力・集中力など
国語 暗記力

 大雑把に分けると「暗記力」と「理解力」だと考えています。その他の能力「忍耐力」・「洞察力」・「想像力」なども勿論あります。が、学ぶ上で特に必要なのは「暗記力」と「理解力」でしょう。ところが、小学校のペーパテストでは「暗記力」で解いているのか「理解力」で解いているのかが測れません。その結果、「理解力」が殆ど育たないまま中学生になってしまうお子さんが大勢います。中学受験をして私立の中学校へ進学した生徒ですら「やり方を忘れたので分数の計算ができない」という状態を何度も目にしています。
 昨今の「考える力」、「活用する力」の低下の原因はここにあると確信しています。今の学校教育システムでは無理なのです。生徒が「理解して解くべき問題を暗記で解いてしまっている」ことに気づくには「個別指導授業」が必要です。

例えば、以下の問題を考えてみてください。(小5以上のお子さんに出してみてください)
 問)缶に0.3gのジュースがある。これはペットボトルにあるジュースの0.2倍です。ペットボトルのジュースは何gですか?

  間違った解答   0.3×0.2=0.06・・・・・@
      正解答    0.3÷0.2=1.5・・・・・・A

@と答えている生徒は「倍」の字を見て掛け算であると判断しています。
Aと答えている生徒が○をもらえる分けですが、ではその生徒に「何故、わり算になるの」と聞いてみ見なければなりません。この質問によって、「小数の意味を理解しているか」と「わり算の意味を理解しているか」が確認できます。通常、わり算を学習する単元だからわり算で解いていることが多いのです。このように、「答えがあっているから良い」というものではありません。算数の学習は小4あたりから、計算力よりも、理解力を育てる内容になっているからです。

 小学生のにとって必要なのは、知識量ではなく、読解力と理解力です。この二つがあれば、普段の生活の中でたくさんのことを学びとります。授業で教えられる知識量なんてほんの微々たるものです。日々の生活のなかで学びとる力が必要なのです。
 では、授業で何を行うべきなのか。それは、「本」から何かを学ぶということの面白みを教えることです。書物から物事を学べる子と学べない子とでは、その精神的発達に大きな差ができます。

  物語:  人生の疑似体験により、感性を育てることが
        できます。また、常識的な心の動き、善悪の
        判断等も身につきます。

  説明文: 小学校では学習しないような科学的知識を
         得 たり社会問題、環境問題などの諸問題
         に対する人の意見を知ることになります。そ
         して、「自分はそれに対してどのように考え
         るているのか」という発展につながります。

1.暗記力と理解力の区別
国語
国語

 算数を何故学習するのでしょうか。もちろん、日常の生活については、ある程度の計算が必要となります。しかし、図形の問題や、距離、速さ、時間の問題は日常生活ではあまり使いません。
 算数の学習を行う理由をGreatAcademyでは「問題解決能力を養うため」と位置づけています。解き方を知ることが大事なのではなく、「解き方を導き出す」ことが大事なのです。「知っているか知らないか」ではなく、「分かるか、分からないか」が大事なのです。もちろん、高度で複雑な問題を解くにはある程度の知識も必要です。しかし、学習する目的を知らない状態で基礎知識を身につけても、その基礎知識が活かされることはありません。したがって「理解できなかった問題を暗記で解くことを許しません」。
 

 算数の学習は小学1・2・3年では、基礎計算力を鍛えます。特に暗算力を鍛えることになります。クラス授業などにおいて、先生の話を聞き、黒板を見ながら理解するにはある程度の暗算力が必要となります。一昔前までは、珠算教室に通っている子が多く、暗算力に問題はありませんでしたが、現代では珠算を修得している子は少なく、算数の授業を理解する上で、暗算力の不足が問題視されています。最近は100マス計算などで、暗算力を補う学校が増えましたが、まだまだの状態です。GreatAcademyでは、2桁×2桁、3桁÷2桁の暗算までできるように鍛えます。
 高学年になると、計算の仕方よりも、「掛け算の意味、わり算の意味」、「「比と分数の意味」のように、「意味」に重点をおきます。計算ができるのは当たり前。大事なことは、「どうすれば問題が解けるのか」を考える力を養うことです。よって先ず各々の計算の意味を修得するように努めます。次に四則演算を利用して、問題を解く方法を考える練習を行います。

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